完全食

6月の下旬にGoCLN自然派完全食が発売されました。

海外から始まった「完全食」が昨今日本でも増えています。もっとも気になる点は「完全」な「食」であれば、これだけで栄養を賄うことができて健康に過ごすことができるのか?というところだと思います。

これについてはすでにネット上でもかなり論じられていますが、「はい」でもあり「いいえ」でもあると考えられます。

時間軸で考えると、短期集中的な置き換えということであれば「はい」、これだけでも過ごすことはできそうです。一方で、極論ですが一生これだけを食べて過ごすことができるか、例えば1年間これだけを食べて過ごすことができるのか、ということであれば「いいえ」となりましょう。

特に日本での論点をみる限り、集中して時間を割くべき大きな課題がある人が食事に割く時間も惜しい→短時間で簡易的に栄養素バランスの優れたものを摂りたい、という傾向がありそうです。

もう1つの論点としては、「完全食」自体がジャンル的に新しいものであるため、これを認知・消費している人はトレンドおよび健康・栄養について相応の知見を持っているという点も重要です。

また、これと相反するようですが、どちらかと言うと食事に関心の少ない人がいちいち栄養バランスなどを考えていたくない→栄養バランスの取れているものであれば好都合、という方向も見られそうです。これは合理性という意味においては第1の論点の群と似ていると思われます。

さらに食材に含まれる栄養素だけではなく、食事行為における咀嚼の重要性ももちろん人によっては認識されています。その観点からは通常食の形態の完全食も市場に導入されており、解決に向けた動きが見られます。ただし、どうしても飽きが来るのかなと感じるところもあります。

 

別の視点から見ると、例えば1年の四季を通して人の体調が一定ということはまずありません。現代生活で失われつつあるとは言え、旬の野菜の重要性が言われることからも、その時その時の環境、それに影響を受けた体調を適正な食事行為で補正することは重要です。その場面でいつも限られた範囲で一定のものを摂取するだけでは心もとないと思われます。

その点から十分な潜在的チカラを持つ自然素材を、それも一つではなくさまざまな種類を摂り込むことはとても大切なことです。良質な自然由来の素材は典型的な5大栄養素以外のさまざまな特徴ある微量栄養素が含まれており、これらは「科学」的に解明・発見されていないものも数多く存在すると考えられます。

GoCLN自然派完全食は、「完全食」の流儀に則りながらも、この自然由来の素材をふんだんに用いてそのチカラを借りて健康生活を送ることを目指して開発されました。

GoCLN自然派完全食 ココア味